右膝半月板損傷で戦線を離脱していた日本代表主将のMF長谷部誠(30)が29日、所属のニュルンベルクのチーム練習に合流した。クラブの公式サイトが伝えた。

 長谷部は26日のマインツ戦前にドイツ入りし、メンバー外ながら遠征に同行していた。負傷が癒えた他のメンバーとともにトレーニングに参加。チームは現在自動降格圏の17位にいるが、残り2試合で16位に上がれば、2部3位チームとの入れ替え戦(5月15、18日)に進むことができる。長谷部の今季中の復帰は厳しいと見られていたが、公式戦が2試合増えることとなればW杯前に実戦の場が与えられる可能性も浮上。日本代表にとっても明るい材料だ。