W杯“岡崎の代役枠”候補はこの2人

2014年04月22日 16時00分

岡崎の代わりがいない

 ドイツリーグ、マインツの日本代表FW岡崎慎司(28)が19日のドルトムント戦で2得点を決めた。今季通算13ゴール目でMF香川真司(25=マンチェスター・ユナイテッド)が持つ欧州主要リーグの日本人最多得点に並んだ。ブラジルW杯に臨む日本代表にとって朗報となったが、一方で日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(61)は岡崎の後任探しに奔走しているという。5月12日のメンバー発表へ向け、サバイバルは激化の一途だ。

 

 

本田がブチ切れた岡崎の“ワッキー事件”

 

 試合は2―4で敗戦。岡崎は「大事な試合なので勝ちたかった」と悔やんだが、6試合ぶりの得点は今季5度目のマルチゴール。香川が2011―12年シーズンにドルトムントで記録した13得点に並び「もっとゴールを取れるように努力する。そうすればチームも勝てるし、香川の記録も超えられる」と、新記録達成に意欲を示した。

 

 一方、ザッケローニ監督は「ポスト岡崎」の選考に悩んでいるという。日本代表を抱えるJクラブ関係者は「ザックが今、一番探しているのは岡崎のところ。今の代表メンバーには岡崎タイプがいないから、代わりをできる選手を一番欲しがっている」と明かした。

 

 ザックジャパンの生命線は左サイドのMF香川とDF長友佑都(27=インテル)のコンビで敵陣を切り崩し、右サイドの岡崎がゴールすること。だが、W杯本番では得点源の岡崎が出場停止や負傷で試合に出られなくなる緊急事態も想定しなければならない。

 

「岡崎タイプっていう意味では、小林悠(26=川崎)とか石原直樹(29=広島)はまさにそう。ワンタッチプレーヤーで(DFラインの)裏に飛び出せる。それに試合の流れを変えられるし、守備もできる。南野(拓実)だと(香川)真司と同じようなタイプだしね。大穴でこの2人のどちらかがメンバー入りするかもしれない」(同関係者)

 

 岡崎が務める右サイドはFW工藤壮人(23=柏)が代役の有力候補だったが、4月上旬に国内組だけで行われた代表候補合宿では、ザッケローニ監督は好調のFW小林悠を選出した。その小林が負傷で参加を辞退すると、今度は状態がいいFW石原を追加招集した。指揮官はまだ岡崎タイプのストライカーを探している証しで、2人にも“岡崎代役”のチャンスがあるということだ。

 

 ザックジャパンのW杯メンバー発表まで残り約3週間。23人の選手枠をめぐり各地で候補選手の猛アピールが続くなか「岡崎の代役枠」の争いも見逃せなくなってきた。