Jリーグ・ナビスコカップ1次リーグは16日、各地で行われ、敵地に乗り込んだ柏は1―1で大宮と引き分けた。柏の日本代表FW工藤壮人(23)は前半から持ち前の運動量で攻守に貢献。無得点ながら3本のシュートを放つなど、相手守備陣に脅威を与えた。「チームとして自信はあった。これからはリーグでもカップでも勢いが大事」と気を引き締めた。

 5月12日に発表のブラジルW杯メンバー入りに向け「代表ではタッチライン際の駆け引き、クラブではインサイドの動きが求められる」とザックジャパンのことも常に意識しながらプレーしている。当落線上にいる工藤は最後までアピールを続ける。