<欧州CL>香川フル出場もマンU敗退…今オフ粛清の嵐へ

2014年04月10日 20時00分

【ドイツ・ミュンヘン発】欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦が9日(日本時間10日)に行われ、日本代表MF香川真司(25)の所属するマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)はバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に1―3と敗戦。2戦合計2―4で敗退した。香川は左MFでフル出場もチャンスを演出できなかった。

 

 欧州王者の壁を崩せなかった。第1戦を1―1と引き分けたマンUが敵地に乗り込んだ第2戦。負傷中のFWウェイン・ルーニーが強行出場するスクランブル態勢のなか、香川も左MFでスタメン出場した。

 

 デービッド・モイズ監督(50)が「我々にとって、これまでで最もハードな試合になる」と話していたように、前半から昨季のCL王者に主導権を握られる苦しい展開。特にロッベンには何度も突破を許した。それでもドルトムント(ドイツ)時代からBミュンヘン戦で“6戦負けなし”と相性のいい香川が守備面で奮闘し、前半をスコアレスで折り返した。

 

 試合が動いたのは後半12分だ。マンUはFWバレンシアが右サイドを突破し、ゴール前にクロス。中央で待ち構える香川には合わなかったものの、後方から走りこんできたDFエブラがペナルティーエリア手前からダイレクトシュート。ゴール右上に突き刺さり、待望の先制点を奪った。

 

 ところが、優勝候補のBミュンヘンに火をつけてしまった。同14分、左サイドをFWリベリに突破され、クロスを上げられると、マンジュキッチに頭で同点弾を許した。同23分には右サイドのロッベンの低いクロスからミュラーに決められ、同31分には再びロッベンが右サイドからゴール前に切り込み、左足で追加点を奪われた。

 

 香川はフル出場したものの、攻撃面では効果的なプレーはなく、好機をつくり出せなかった。特に後半はボールに絡む場面も少なく、存在感を発揮できなかった。欧州CLベスト8敗退となったマンUは今シーズンの無冠が決定。今オフは粛清の嵐が吹き荒れそうだ。