リトルなでしこを世界一へ導いた「一発芸大会」

2014年04月09日 09時00分

凱旋会見の席上でリトルなでしこは振りつきで一曲披露した

 コスタリカで行われたサッカー女子U―17W杯で初優勝を飾った日本代表「リトルなでしこ」が7日に帰国し、都内で優勝報告会見を開いた。

 日本人の女性指揮官としては初めて国際サッカー連盟(FIFA)主催のW杯で優勝した高倉麻子監督(45)は「このチームは、非常に結束力が高い」と勝因を挙げた。

 この日の会見でも持ち前の“結束力”を思う存分に発揮した。「一番団結力が高まったのが一発芸大会。ね、橋沼さん」と監督直々に指名されたDF橋沼真帆(16=JFAアカデミー福島)はDF遠藤優(16=浦和)を伴ってモノマネやコンビ芸を敢行。最後はリトルなでしこ全員で男性グループ「club Prince」の「LOVE ドッきゅん(ハート)」を振り付けとともに披露した。

 このグループは現役ホストのイケメン揃い。年頃の乙女だけにやはり異性には興味津々のようだが、“オトコ”への関心はこれだけではない。

 技術面では男子代表のプレーも手本にしており、大会期間中もたびたびチェック。FW小林里歌子(16=常盤木学園)は「特にFW岡崎(慎司)さんの動きは参考にしています。どんなところからでも点を取れるというのがすごい」。ザックジャパンが誇るストライカーの一挙手一投足を食い入るように研究。これがチームの今大会6戦23ゴールという驚異的な得点力を呼んだ。

 ピッチ外では「街でイケメンのお兄さんがいたら、スペイン語で声をかけたりしていたんです。声をかけるだけで、逃げてましたけど(笑い)」と小林。コスタリカは美男美女の国として有名なだけに、目の保養も兼ねた“プチ逆ナン”でストレス解消をし、オンとオフを上手に切り替えた。

 オジサン世代にはなかなか理解しがたい女子高生軍団のノリが、世界制覇につながったということか。