代表候補合宿では鹿島の柴崎、昌子に注目

2014年04月09日 11時00分

柴崎(右)と昌子

【武田修宏の直言】日本代表候補合宿が始まった。本当は元日本代表FW佐藤寿人(32=広島)や同FW大久保嘉人(31=川崎)を呼んでほしかった。Jリーグで結果を残している選手が日本代表に呼ばれないと、他のJリーガーのモチベーションも上がらない。そこは残念でならないよ。

 

 今回は若手中心の招集となった。すでにアルベルト・ザッケローニ監督(61)の頭の中では、ブラジルW杯メンバー23人はほぼ固まっているってことでしょう。W杯への「最終テスト」とか言われているけど、実際は「予備テスト」くらいじゃないかな。

 

 そのメンバーの中で注目してほしいのは、鹿島のMF柴崎岳(21)とDF昌子源(しょうじ・げん=21)の2人だね。柴崎はテクニックに優れ、ゴール前でも天性のアイデアを持つクレバーな選手。昌子も縦パスを完全にブロックし、攻撃の芽を摘む強さがある。現在Jリーグ首位の鹿島が安定した戦いを見せているのは、2人が大きな役割を果たしているからなんだ。

 

 ブラジルW杯メンバー入りは、ザッケローニ監督の方針で難しいかもしれないけど、本当ならば十分な戦力になるだろうね。2人ともまだ若いので、W杯後に再スタートする日本代表では間違いなく中心メンバーになるはず。今からチェックしてほしい。

 

☆武田修宏:たけだ のぶひろ=1967年5月10日生まれ。静岡県出身。幼少期から「天才少年」と呼ばれたストライカー。名門・清水東(静岡)から86年に読売クラブ(現東京V)入り。ルーキーながら11得点を挙げ、リーグVに貢献し、MVPにも選出された。Jリーグ発足後はV川崎や磐田、京都、千葉などでプレー。00年には南米パラグアイのルケーニョに移籍。01年に東京Vに復帰し、同シーズンで現役引退した。Jリーグ通算は94得点。JSL時代も含めれば152得点を挙げた。87年に日本代表に選出。93年アメリカW杯アジア最終予選でドーハの悲劇を経験した。

 

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