【サッカー情報局】
サッカー担当記者:スペインリーグのバルセロナが大変です。国際サッカー連盟(FIFA)の規律委員会は2日、バルサに18歳未満の選手の国際移籍や登録に違反があったため、今夏と2015年冬の移籍期間に国内外の選手との契約を禁止する処分を下し、罰金45万スイスフラン(約5270万円)を科しました。
デスク:FIFAは若年層保護のため18歳未満の選手の国際移籍を禁止しているんだろ。2009年から13年の間に選手10人に違反があったみたいだな。
記者:バルサ側は控訴する公式声明を発表しましたが、すでに来季に向けた補強などを検討しており、大幅な軌道修正が求められそうです。このままでは、今季限りで退団するGKバルデスの代わりのGKすら獲得できず、1年間も補強禁止となれば弱体化も予想されます。だから今回の処分を喜んでいるクラブもありそうですね。
デスク:どういうことだ?
記者:正直に言えばどのクラブでもやっているんですけど、バルサが狙い撃ちされたのは、レアル・マドリードが積極的に情報をリークしたから…だとの話も。地元記者によると「バルセロナばかりが成功するのでねたみ」とのことでした。
デスク:まあ、これで本紙が報じたブラジルW杯後の日本代表MF香川のバルサ入りの可能性も消滅ってわけか。少しは期待してたけれど…。
記者:それよりもバルサの下部組織には久保建英くん(12)がいます。11年にスペイン移住という形でバルサ入りしましたが、今回の処分でどうなるかわかりませんよ。日本に復帰するとなったら大争奪戦ですね。