なでしこジャパンのDF清水梨紗(24=日テレ)が収穫と課題を口にした。

 福島・Jヴィレッジで行われている強化合宿(23~29日)中のチームは、26日にふたば未来学園高の男子と練習試合を実施。守備面の軸としてプレーする中で「前回(10月の合宿)からディフェンスラインに関しては、全員でスライドをしてワンサイドに追い込んでいくっていうのが今チームとして目指していること。それが前回よりもこの間の練習試合の方ができていたと思う」と納得の表情を浮かべた。

 ただ、まだまだ改善すべき点があるといい「4―2―3―1から4―3―3になったが、そこでボールの取りどころがどこになるかっていうのが定まっていない時間帯があったので、そこは試合に出ている11人でここだっていうのを決めないとダメ。もっと臨機応変に対応していかないといけない」と高みを見据える。

 さらなる守備力アップに向けては「プレーが合わなかったときにどういう意図を持ってプレーをしていたかっていうのは、自分も話すし、相手からも聞くようにしている。そこが合っていけばいいなと思っているので、細かいところまでなるべく話すようにしている」と力を込めた。