国際親善試合のニュージーランド戦(5日、国立競技場)で、DF長友佑都(27=インテル)が、代表では初のキャプテンマークを巻いた。主将のMF長谷部誠(30=ニュルンベルク)が右ヒザの負傷で不在。ザッケローニ監督、ベテランのMF遠藤保仁(34=G大阪)、GK川島永嗣(30=スタンダール)の3人に「キャプテンをやらせてほしい」と直訴したという。

 長友は「インテル(で巻いた時)と違う感覚で、日の丸を背負って戦うという重みを感じた」と感慨深げ。盟友のMF本田は「佑都にはあえて厳しく言うべきだと思っているが、力んでいたかなと(笑い)。自分で引っ張っていこうとすることが、空回りすることもあると思う」と話した。