【トルコ・イスタンブール発】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1戦が26日(日本時間27日)に行われ、チェルシー(イングランド)は敵地でガラタサライ(トルコ)と1―1で引き分け。第2戦は3月18日(日本時間同19日)に行われる。

 チェルシーは“荒業”で勝ち点1を手にした。前半9分にFWフェルナンド・トーレスが先制。同42分には相手スローインからパスをつながれてゴールネットを揺らされたが、プレー直前にDFテリーがピッチ内に別のボールを転がしていたため、インプレー扱いにならずノーゴールの判定。テリーには遅延行為で警告が出されたが、前半のうちに追いつかれる事態は避けられた。

 後半にCKから失点して引き分けに終わったが、敵地での引き分けにモウリーニョ監督も納得の表情。テリーの行為は今後論議になりそうだが、チェルシーの試合巧者ぶりが光った一戦だった。