VVV吉田麻也「正直このレベルは卒業してもいい」

2012年04月08日 14時00分

<日本代表DF吉田麻也(VVV)独占インタビュー(1)>

【サッカー】日本代表DF吉田麻也(23=VVV)がザックジャパンで存在感を見せている。昨年からレギュラーに定着すると、今や代表不動のセンターバックで守備の要。6月から始まるブラジルW杯アジア最終予選でも大きな期待を集める。そんな吉田が本紙独占インタビューに胸中を激白。日本の「W(ダブル)エース」であるMF香川真司(22=ドルトムント)とMF本田圭佑(25=CSKAモスクワ)の存在感から自身の移籍問題まで、現状を語り尽くした。

——オランダに移籍して2年がたった

吉田:何事にも我慢できるようになった。生活もサッカーも日本みたいに合理的じゃないんで。周囲を気にせずに、自分がやればいい。以前はチームメートにも文句を言ってましたが、何かを言うよりも「自分がプロ」という姿勢を示す方が大事だった。

——冬の移籍市場ではアヤックス入りの噂もあった。次のステップをどう考えるのか

吉田:夏は移籍しないといけないし、より可能性のあるところでやらないといけない。正直このレベルは卒業してもいい。負けることが許されないプレッシャーの中でやらないと。(ブラジル)W杯まであと2年と考えると、今夏は必ず高いレベルに行かないといけない時期だ。

——具体的には

吉田:まずはエージェントも含めて動かないといけない。現時点でも、夏の移籍が内定している選手もいますから。それと並行して自分のパフォーマンスを上げることと、VVVを残留させないといけない。この両立は難しい。現実的なプレーと自分の質を上げるサッカーには違いがある。

——なるほど

吉田:ただセンターバックはストライカーと比べて選手寿命は長いし、ピークに達する時期も違う。ボクは20代後半にベストが来るつもりで体もつくっている。この半年間は自分の課題を克服し、長所を伸ばすことに取り組みたい。

——初代表から1年で日本代表に定着した

吉田:もっと存在感を出さないといけない。十分? どうですかね。ロスタイムに点取ったり、オウンゴールや退場してるから目立ってるだけ。試合の中で絶対的な存在かと言われるとまだまだ。何よりも守備の面で(日本代表の)要にならないといけない。

※続く