MF猶本光 トップ下を任され攻撃力UP 久々なでしこ合宿で〝当落線上〟卒業なるか

2020年10月17日 06時15分

高倉監督からの期待も大きいMF猶本光

 来夏の東京五輪に臨むなでしこジャパンの高倉麻子監督(52)は、約7か月ぶりの活動となる合宿(19~26日、福島・Jヴィレッジ)のメンバーを発表し、注目選手の一人にMF猶本光(26=浦和)の名前を挙げた。

 指揮官は「ここ1か月くらい浦和でパフォーマンスが上がっている。今まで中盤でさばくことは得意としてやってきたが、ゴールに向かうプレーが増えた。セカンドストライカー的な役割とFKでは強みが出ると思うので期待して今回は呼んでいる」と、さらに進化した美女MFに大きな期待を込めた。

 これまではなでしこジャパンの当落線上が常だった。2018年夏にさらなるレベルアップを目指してドイツのフライブルクへ移籍したが、19年フランス女子W杯メンバーは落選。東京五輪開催を見越して1月に古巣へ復帰した後、3月の国際親善大会「シービリーブスカップ」に招集されたものの、指揮官が「本来のプレーとコンディションが整っているふうには見えなかった」と振り返るほどだ。

 かねて本人も「ミドルレンジのシュートをもっと伸ばしていきたい」と攻撃力の重要性を認識していたが、所属の浦和でこれまでの守備的MFからトップ下などを任されることで点を取る才能が開花しつつある。バージョンアップした姿でなでしこジャパン完全定着となるか。