スペイン国王杯で珍事 開始わずか40秒で試合放棄

2014年01月31日 10時33分

 スペインで異例の事件が起こった。30日(日本時間31日)に行われたスペイン国王杯準々決勝第2戦「ラシン・サンタンデール対レアル・ソシエダード」でラシンの選手たちがプレーをボイコットし、試合放棄と見なされて没収試合となった。試合はRソシエダードの3―0勝利扱いとなり、2戦合計6―1で準決勝進出。バルセロナとの対戦が決まった。

 

 ラシンの選手たちは最近数か月の給与未払い問題を理由に、アンヘル・ハリー・ラビン会長ら取締役に対して辞任を要求。だが、ラビン会長がこれを拒否したことで、選手たちは試合のボイコットを予告していた。

 

 この日、ラシンの選手たちは試合のピッチには立ったものの、キックオフ直後にボールを外に蹴り出してプレーの意思がないことをアピール。主審は開始40秒のところで没収試合を決定した。ホームのサポーターたちは選手の行動を支持し、ラビン会長らを非難する横断幕などを掲げた。

 

 勝利と引き換えに自分たちのプライドを貫いたラシンだが、今回の行動で来季の国王杯出場資格はく奪と多額の罰金を科されるのは確実。大きな代償も払うことになりそうだ。