近大サッカー部 今季リーグ戦の残り試合出場辞退 部員5人が大麻使用

2020年10月05日 18時06分

 近畿大学(大阪・東大阪市)は5日、サッカー部の男子部員5人が大麻を使用していたと発表し、大阪市内で記者会見を行った。

 渥美寿雄副学長は「5名は大麻取締法違反で逮捕には至っていないが、10月1日、本人が使用を認めたため、大学として事態を非常に重く受け止め、学生サッカー連盟に対して今季リーグ戦の残り試合の出場辞退を申し入れ、受理された。サッカー部、サッカー関係者、大学、地域など応援してくださっている皆様の信頼を裏切ることになり、大変にご迷惑、ご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げる」と頭を下げた。

 先月30日、他の部員からコーチに大麻使用の部員がいるとの情報があり、1日の部員58人による全体ミーティングで2~4年の5人が自己申告して使用を認めたことで発覚。当該部員の1人は、大学の聞き取り調査に「新型コロナウイルスで暇になり、興味本位でやった」などと答えたという。大学は今月1日からサッカー部を無期限の活動停止とし、所属する関西学生サッカー連盟で予定されていた本年度の1部リーグ公式戦の残り7試合は全て出場を辞退する。

 大学の説明によると、3年生の部員はSNSを通じて接触した売人から大麻1グラムを7000~8000円で購入し、昨年12月~今年5月に自宅で5~6回使用。他の3人は、この部員の自宅で今年5月までに、それぞれ1~2回使用した。また、別の1人は昨年10月、大阪市内のクラブで知り合った人からもらった大麻を使用したという。

 すでに大阪府警にも連絡しており、大学は調査チームを立ち上げ、さらに詳しい調査を進め、全学生約3万3000人を対象に薬物使用に関する調査を実施する。