和製チラベルト・西川がFK解禁

2014年01月18日 16時00分

西川はFKを解禁してザックジャパンの守護神争いを制するという

 J1を2連覇した広島から浦和に完全移籍した日本代表GK西川周作(27)が秘技を“解禁”する。ブラジルW杯でのレギュラー獲得を狙う西川は、これまで封印してきた得意のFKを新天地で爆発させる構えだ。

 

 

 西川が固い決意を明かした。「今年は勝負の年。結果を残すことでザッケローニ監督へのアピールになる。ベンチには飽きた。(W杯では)ベンチでなく、ピッチに出るために移籍を決めた」

 

 広島に残留すれば、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)やリーグ3連覇の目標もあった。だが、西川は「慣れ親しんだ広島ではなく、新しい環境に身を置くことでまた成長できると思った」と移籍を決断。すべては5か月後に迫ったブラジルW杯で日本代表GK川島永嗣(30=スタンダール)からスタメンの座を奪うためだ。

 

 ザック監督にアピールする“秘策”もある。西川は「インパクトを残さないといけないと思っている。FK、そろそろやりましょうか。(代表には本田)圭佑とヤットさん(MF遠藤保仁=33、G大阪)がいるけど狙っていきます」と明かした。

 

 西川のFKには定評がある。大分ユース時代にはFKで7得点を決め、FKを得意とした元パラグアイ代表GKチラベルト氏(48)にちなみ“和製チラベルト”の異名を取った。2005年7月2日のJリーグデビュー戦(対横浜M)を最後にGKに専念するためFKは封印したが、今季はいよいよ解禁するという。

 

 日本代表でFKキッカーを務める本田と遠藤はすでに他国から徹底的に研究されている。そこで西川が華麗なFKを見せれば、ザックジャパンの新たな武器となり、守護神争いのサバイバルを勝ち抜くセールスポイントにもなる。

 

 前回の南アフリカW杯でも、大会直前に守護神の座が楢崎正剛(37=名古屋)から川島に。西川も「だからチャンスはあるはず」と虎視眈々だ。