欧州での各種報道によると、元イングランド代表MFデービッド・ベッカム氏(38)がリバープレート(アルゼンチン)と6か月の契約を結ぶ可能性があるという。

 スポーツマーケティング会社「ワールド・イレブン」のギジェルモ・トフォニ社長がツイッターで「ベッカムがプレーするかも」とつぶやいたことが発端。すでにベッカム側に接触したとも伝えられている。アルゼンチン代表の運営に携わり、南米では絶大な力を持つ同社のトップの発言とあって世界中に広まった。

 ベッカム氏は昨年夏にパリ・サンジェルマン(フランス)で現役を引退。現在は主に実業家として活動している。最近では米マイアミを拠点とするメジャーリーグ・サッカー(MLS)の新クラブの共同オーナーに就任したことが大きな話題となった。

 ただ、リバープレート側は地元メディアに「何も把握していないし、誰とも接触していない。非公式な連絡もない」と完全否定。昨年は南米ボリビアのボリバルが獲得に動くなど、現役引退後も各方面から数多くのオファーが舞い込んでおり、その人気は健在のようだ。