サッカー担当記者　サウサンプトンの日本代表ＤＦ吉田麻也（２５）が４日のイングランド協会杯（ＦＡ杯）バーンリー戦にフル出場。４―３と勝ちましたが「あまり良くない。満足していない」と複雑な表情でした。

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　デスク　なかなか出場機会が増えないけど、ブラジルＷ杯に向けて今冬の移籍も示唆しているよな。どうなんだ？

　記者　吉田は海外志向が強いのでドイツリーグで下位に低迷するニュルンベルクやホッフェンハイムに狙いを定めていると噂されました。ただ最近は「日本復帰」もささやかれていますね。

　デスク　どこだよ。吉田の移籍金を払えるＪクラブなんてあるのか。

　記者　古巣の名古屋ですよ。ある代理人によると「確実に試合に出られるのは日本しかない。名古屋の可能性はある」とのこと。もちろんレンタル移籍ですよ。昨季は同じチームのＦＷ李忠成（２８）が半年間だけＦＣ東京に移籍しているので、クラブ側も容認するはず。ちなみに李は浦和移籍が濃厚ですね。

　デスク　名古屋は西野朗監督（５８）を新指揮官に迎えたけど、ＤＦ陣の再建が急務だからな。吉田もザックジャパンで不振が続いたから、元日本代表ＤＦ田中マルクス闘莉王（３２）に鍛え直してもらえばいい。一石二鳥じゃないか。

　記者　吉田は、移籍問題について「選択が難しい。考えるとキリがない」とコメントしてます。リミットを今月中旬に設定しているので、最終決断をどうするかは注目です。