中村俊輔 今季も横浜Mをけん引

2014年01月03日 11時30分

天皇杯優勝を決めた俊輔はガッツポーズ

 サッカーの天皇杯決勝(1日、国立)は横浜Mが広島を2ー0で下し、21大会ぶり7回目の優勝を飾った。

 内容、結果ともに完勝だった。前半17分に日本代表MF斎藤学(23)が右足で先制点を決めると、これで一気に勢いづいた。4分後には、MF中村俊輔(35)のCKにMF中町公祐(28)が頭で合わせ、相手GKがはじいたボールをゴール前に詰めていたDF中沢佑二(35)がボンバーヘッドで押し込んだ。マルキーニョスが退団し、藤田も出場停止とFW陣が駒不足の中、ボールを支配した横浜Mが最後まで主導権を譲らず、2014年の幕開けを勝利で祝った。

 主将の俊輔は「うれしいかと言えば、リーグ戦(優勝)の方がいいなと思った。でも悔しさを晴らすのは来シーズンではなく、目の前に挑戦する場があった。こういう形で終えられて良かった」と話せば、斎藤は「切り替えが難しかったが、このチームで(優勝を)喜べたのはうれしい」と振り返った。

 昨季のJ1では優勝に王手をかけながらも終盤に2連敗を喫し、広島の連覇を許した。最終戦後に号泣した俊輔にとって、これで悔しさを完全に振り切れたわけではない。「若い選手が力をつけているので、負けないように頑張りたい」。今年36歳になるベテランはリーグ戦の“リベンジ”に向けて、今季もチームをけん引する。