元なでしこ・永里優季は男子チームで通用するか 武田修宏氏「チャレンジ自体は応援したい」

2020年09月11日 05時15分

男子チームに参戦する永里優季

 男子チームに電撃参戦する元なでしこジャパンFW永里優季(33)の挑戦が注目を集めている。

 米女子プロリーグNWSLのレッドスターズから神奈川県2部の「はやぶさイレブン」に期限付きで加入。国際サッカー連盟(FIFA)の女子W杯公式ツイッターでも伝えられるなど世界的な反響を呼んだ。入団会見(10日)では「こんなに注目されるとは思っていなかったのでビックリしている」と語った。

 世界的な興味の対象になったのは、実績抜群の女子選手のプレーが男子チームでも通用するかどうかだ。元日本代表FW武田修宏氏(53=本紙評論家)は「男子とはパワーとスピードが圧倒的に違うね。女子のトップ選手でもフィジカル的には男子の高校1年生くらいだから、同じ土俵で活躍するのは厳しいんじゃないかな。個人のレベルアップにはつながると思うけど…」と懐疑的。その上で「先駆者として彼女の挑戦が注目を浴びるのは、良いこと。日本サッカー界の盛り上がりにつながるし、チャレンジ自体は応援したい」とエールを送った。

 一方の永里本人は「自分がどれだけできるかは未知数だと感じている。フィジカルの部分はどうしても劣るが、ポジショニングや細かい駆け引き、なるべく激しいコンタクトを受けないプレーは海外で磨いてきた。ワンタッチゴールや相手のコンタクトを受けないスペースを見つけるのは武器にできると思う」と意気込んだ。

 果たして神奈川2部で〝男子の壁〟を突破できるか。かねてJリーグでのプレーを熱望していることに「このチャレンジで何を感じるかで次のプランが変わってくる」と、さらなる挑戦に含みを持たせた。