小笠原の指導でFW大迫勇也が覚醒ゴール

2011年11月03日 14時00分

 ついに覚醒か――。29日のナビスコカップ決勝は鹿島が延長戦で浦和を1―0と下し、通算15冠目となるタイトルを獲得した。この試合で決勝点を挙げ、MVPを受賞したFW大迫勇也(21)の活躍には大先輩の指導があった。

 大迫は日々の練習から鹿島のキャプテンで元日本代表MF小笠原満男(32)に「シュートの意識を持て」とストライカーとしての自覚を促された。他の先輩陣からは事細かなプレー指導を受けたが、小笠原は大迫に対しあえて「シュート」とだけ言い続けたという。

 その効果もあって見事な決勝ゴール。大迫は「試合に出て優勝できるというのはやはりうれしい」。MVPの副賞のお菓子1年分を「(小笠原)満男さんにあげます」(大迫)と笑った。

 来夏のロンドン五輪出場を目指すU―22日本代表でもストライカーとして期待がかかる。大迫は「それはまた別。鹿島で結果を出したい」と話したが、大舞台で結果を出した生粋の点取り屋が世界でも存在感を見せるはずだ。