電撃引退・内田篤人第2の人生は? 監督には興味なし…俳優転身も

2020年08月21日 11時30分

内田篤人

 日本サッカー界が誇るイケメン選手でJ1鹿島の元日本代表DF内田篤人(32)が現役を引退することになり、第2の人生が注目を集めている。23日のG大阪戦(カシマ)がラストマッチで、24日にはオンラインで引退会見を開くが、日本代表ではピッチ内外で存在感を発揮。端正なルックスで女性ファンを中心に絶大な支持を集めた。屈指の人気選手だっただけに、引退後も各方面から引っ張りだことなりそうだ。

 内田は2010年南アフリカ、14年ブラジルと2大会連続でW杯代表に選出され、中心選手として活躍。7年在籍したドイツ1部シャルケでは、10~11年の欧州チャンピオンズリーグ(CL)で4強入りするなど欧州の舞台でも輝いた。

 しかし、ブラジルW杯の直前に右ヒザを負傷。無理を押して本大会に出場したが、患部の状態が悪化して15年に手術を受けた。それから約1年9か月もの時間を要して実戦復帰するもケガを繰り返し、18年に復帰した鹿島でも今季の出場は2試合にとどまっていた。他のJクラブ強化担当者によれば「代理人からヒザの話は聞いていた。苦悩しているんだなと思った」。壮絶なケガとの闘いが、32歳と早すぎる電撃引退の引き金になった。

 それでも、14年半のプロ生活はまさに「濃密」のひと言で、特筆すべきは日本代表での奮闘だ。ザックジャパン時代には、不動の右サイドバックとしてブラジルW杯で全試合にフル出場し、チームをけん引した。さらにはピッチ外でも存在感を見せた。当時の日本代表はMF本田圭佑(34=ボタフォゴ)が絶対的なエースでアンタッチャブルな存在だったが、内田はチーム内で唯一反論をぶつけたのだ。

 本田が攻撃を重視するあまり守備を軽視するような発言があった際には「やっぱり前線から守備をしないと」といさめたり、ブラジルW杯では本田を中心に“自分たちのサッカー”にこだわるイレブンに「W杯で勝つのが目標なのか、自分たちのサッカーができればOKなのか」と警鐘を鳴らした。内田は「本田さんは自分の意見をはっきり言うけど、僕らの意見も聞いてくれる」と語っていたように、何事にも筋を通す気骨のある男。“裏番長”とも呼べる存在感があった。

 サッカー界随一のモテ男という側面も見逃せない。アイドル顔負けの甘いルックスは女性ファンをくぎ付けにし、11年に刊行したフォトエッセー「僕は自分が見たことしか信じない」は15万部突破の大ヒット。15年に結婚を発表した際には多くの女性ファンが失望し“内田ロス”なる現象も起きたほどだ。屈指のスター選手だからこそ、第2の人生も大きな可能性を秘めている。

 Jクラブ関係者は「『監督は責任が大きいからやりたくない』と言っているようだし、これから何をしていくのかわからないが、彼はイケメンで人気もあるから俳優とかも向いているんじゃないか」。13年1月にはフジテレビ系の月9ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」に出演。この際も堂々とした演技で話題を呼んだが、今後はイケメン俳優への転身にも注目が集まりそうだ。

 さらに大手広告代理店関係者は端正な容姿と高い女性人気、さらに器用で論理的な話術から「スポーツキャスターはもちろん、司会者などいろいろできるのでは」。その“ポテンシャル”は高く評価されており、各方面から多くのオファーが舞い込むとみられる。

 多くの選手、ファンから愛された“ウッチー”は第2の人生もきらびやかなものになりそうだ。