53歳・カズ&19歳・久保「KK驚演」実現か 広告業界がCMでの合体希望

2020年08月06日 11時10分

34歳差のカズ(左)と久保

 健在を強烈にアピールしたキングに、新たな夢プランが浮上している。Jリーグ・ルヴァンカップ1次リーグ第2節(5日)でJ1横浜FCの元日本代表FW三浦知良が鳥栖戦で先発出場し、53歳5か月10日で同杯最年長出場記録を大幅に更新。ゴールこそ生まれなかったが、惜しいシュートを放つなど好機を演出した。チームは“カズ効果”で1―0の勝利。抜群の存在感を見せたことで、今が旬の天才MFとの共演話が加速しそうな雰囲気だ。 


 代名詞の「背番号11」のユニホームを身にまとい、赤いキャプテンマークを左腕に巻いてピッチに立ったカズはキックオフ直後からエンジン全開だった。開始15秒でいきなり相手選手に猛然と襲い掛かり、スライディングタックル。「相手には申し訳なかったが、チーム全員に戦う気持ちを見せたかった」と“確信犯”だったことを明かしたが、チームの闘争心を高めるには十分なプレーだった。

 本職のFWとしても見せ場はつくった。前半30分、MF斎藤功佑(23)の右クロスに、ゴール前で体をひねりながら低空のヘディングシュート。GKにセーブされ得点とはいかなかったが「もう一つタイミングが良ければ、ゴールになっていたと思う」。後半18分に退くまで、両チームの枠内シュートはカズのこの1本だけ。正確なシュート技術と53歳とは思えない動きで存在感を示した。

 40歳を前に肉体の変化を感じ始めたものの、日々のトレーニングや食生活でカバー。50歳を超えると、練習の前と後に行う体のケアをこれまで以上に徹底し、チーム練習がオフの日でも筋力や体力を維持するため、個人所有の施設で体を動かした。カズは「やらないといけないことが多いんだよ」と話していたように、元日本代表エースも人知れず、若手選手以上の努力をしていたわけだ。 

 今後の活躍にも期待が高まる中で、広告業界ではMF久保建英(19)との“年の差共演”を熱望する声が上がっている。

「サッカー界の人気者と言えば、やはりカズさんと久保選手でしょう。これほど年の差があるスター選手が揃って出れば注目度は断然違うし、共演を希望する(企業からの)声は多い」と大手広告代理店関係者は話す。

 13年ぶりにJ1の選手として今シーズンを迎えたカズは話題を集めており、今季初登場となったこの日も注目度は抜群。その人気は現役Jリーガーでも屈指で、今年に入っても全国放送のCMに出演し続けている。

 カズが日本のレジェンドなら、久保は今後の日本代表を背負って立つ将来のエース。スペイン初挑戦となった昨季は評価を高め、オフはさらなるステップアップを目指して去就が連日大々的に報じられ“日本の至宝”として熱い視線が注がれている。

 もちろん人気も日本人選手で随一。期限付き移籍したマジョルカで驚異的なマーケティング効果を上げるなど、日本だけでなく海外からも注目を集める存在。すでに大手企業のCMにも起用され、抜群の人気を誇っている。

 カズはたびたび久保について熱く語っており、4年前に久保が中3でトップチーム登録された際には「できたら一緒のピッチに立ちたい。34歳差の勝負をしたい」と熱望していた。ピッチ外でも共演が実現すれば、まさに夢のタッグだ。2人が置かれている環境の違いもあって撮影のタイミングを合わせるのは簡単ではないが、カズは近年、海外組の選手を集めて食事会を開いてきた。コロナ禍の中での開催は難しいとはいえ、カズの“オファー”が久保に届けば、対面の可能性は高まる。

 日本サッカーを象徴する2人の合体はあるのか。ファンならずとも、期待は膨らむばかりだ。