中3で194センチ!日本の未来背負う15歳GK

2013年10月27日 16時00分

15歳で驚異の194センチ。波多野は2020年東京五輪の守護神候補だ
2020東京五輪 本紙イチ押しヒーロー&ヒロイン

 

 2020年東京五輪を目指す若きアスリートに注目する連載第2弾は、サッカー界から超ビッグな有望株が登場。中学3年で身長194センチを誇るGK波多野豪(15=FC東京U―15むさし)だ。

 グラウンドにいると周囲の選手と比べて頭2つ分大きく、どこにいても目立つ存在。体格だけではなく実力も折り紙つきだ。これまで年代別の日本代表に招集され、3月のフランス・モンテギュー国際大会や8月のU―15Jリーグ選抜ブラジルキャンプなど世界の舞台を数多く踏んでいる。

 エリート街道を歩んできたが、GKを始めたのは中学生になってから。「ずっとFWでした。もともとGKをやりたかったので、ここのセレクションに合格してから本格的に始めました」(波多野)

 小学生で所属した武蔵村山1FCでは長身を生かしセンターFWを任されて活躍。本意ではなかったが「そのおかげでキックの精度とかクロスに対応するタイミングなどは自信があります」とFW経験がGKとしての長所になっているという。

 体と同じく目標もデカい。出身地で、所属クラブの本拠地でもある東京での20年五輪開催が決まり「金メダルを取りたいと思っています。東京で今までお世話になった方々に恩返しをしたい」と力強く宣言する。

 昨年のロンドン五輪では日本が大金星を挙げたスペイン戦をテレビの前にかじりついて観戦。FC東京の先輩GK権田修一(24)と、目標にするスペイン代表GKダビド・デヘア(22=マンチェスター・ユナイテッド)が好守を連発する姿に「すごくレベルが高くて、自分もそこに立ちたいと思いました」と五輪への思いを強くした。

 目標の東京五輪へ向け「デヘア選手も17歳でデビューしたので、自分もそこを意識しています」と高校生でトップチームのレギュラー奪取を目指す。東京が生んだ巨大タワーの挑戦が楽しみだ。

 ☆はたの・ごう 1998年5月25日生まれ。東京都出身。元日本代表GK土肥洋一氏に憧れ6歳の時にFC東京サッカースクールに参加。小学1年から地元の武蔵村山1FCに入団し、中学からFC東京U―15むさしに所属する。趣味は音楽鑑賞。194センチ、78キロ。