佐々木監督 なでしこ新システム断念

2012年06月26日 12時00分

 なでしこジャパン佐々木則夫監督(54)が〝誤算〟に頭を抱えた。3か国対抗戦「スウェーデン招待」を終え、22日に帰国した佐々木監督は「チーム、個々の選手の課題が出た」と厳しい表情で遠征を振り返った。

「プレーコンディションが思ったよりもなかった。シーズンが始まっているのでいい感じと思っていたが…」と首をかしげるほど。さらには戦術面でもロングフィードを多用する戦術への対策を練っていたはずが、まったく機能しなかった。

 そこで佐々木監督はスウェーデン戦(20日)後、選手全員と「個人面談」を行うなど、立て直しに乗り出した。さらに指揮官は「慣れていないことを指示してもダメだね」と採用に固執した4―1―4―1という新システム導入を断念する方針まで示唆した。

 MF宮間あや(27=岡山湯郷)は「数段レベルを上げないと金メダルは厳しい」と危機感を訴えたが、苦悩する佐々木監督はなでしこジャパンを再建できるのか。