ベイル移籍金「130億円」に批判の声

2013年09月05日 16時00分

 トットナム(イングランド)からレアル・マドリード(スペイン)に移籍した「130億円の男」ウェールズ代表MFガレス・ベイル(24)に批判が噴出している。

 

 これまでの移籍金の最高額はマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)からレアルに移籍したポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(28)の9400万ユーロ(約122億円)。今回ベイル獲得のためにレアルが支払った移籍金1億ユーロ(約130億円)は史上最高額となる。

 

 問題視されているのはべイルに「1億ユーロ」の価値があるのかということ。欧州チャンピオンズリーグ(CL)やW杯で優勝したことはなく、世界的な知名度も決して高くはない。サッカー界からは「ベイルに1億ユーロはバカげている」(アーセナルのベンゲル監督)や「世界情勢に配慮していない」(バルセロナのマルティーノ監督)と疑問の声が出ているのだ。

 

 世界的スターのブラジル代表FWネイマール(21)がサントス(ブラジル)からバルセロナに移った際の金額は5700万ユーロ(約74億円)。確かにベイルの移籍金は“相場”を大きく逸脱している。

 

 さらに、スペイン国内でも批判を浴びている。スペインでは財政事情が悪化し、失業率は30%を超えた。大幅な増税に国民は不満を募らせており、巨額な移籍金を支払うことに強い反発も出ている。この状況にベイル本人は「ボクには関係がないことと思う。レアルとトットナムの問題だ」と話しているが…。今後も波紋を広げそうだ。