「視聴率30%男」本田ギャラ100万円

2012年06月17日 12時00分

 本田ビジネスが加速した。ブラジルW杯アジア最終予選3連戦を終えた日本代表。2勝1分けの勝ち点7と上々のスタートをきったチームを支えたのは4得点2アシストのMF本田圭佑(26=CSKAモスクワ)だ。エースとしての使命を果たした本田には各方面から熱視線が注がれ、大ブレークした2010年南アフリカW杯を超える勢いでオファーが殺到する。

「オレ様」はピッチ外でも主役になりそうだ。久しぶりに合流した日本代表で抜群の存在感を見せた本田の株は急上昇。マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)へ移籍するFW香川真司(23)をしのぐ勢いだ。

 今回、本田が背番号を18から4に変更したことを受け、日本代表レプリカユニホームで「4・HONDA」のプリントを発注するサポーターが激増中。オフィシャルサプライヤーであるアディダス社の関係者は、背番号付きユニホームは出荷していないため、実数は把握できないものの「好評のよう」と明かした。

 また各テレビ局も熱視戦だ。日本代表の活動が終わったことで「どの局も本田に出演オファーを出している。現時点で保留になっているけど、スポーツ局ではなく報道局が主導で動いている」と関係者が明かすように、各局が争奪戦を展開中だ。

 さらに「ギャラ? それなりではないか。安くない。50万以上? 当然でしょうね。本田が出てくれれば(テレビ視聴率は日本代表戦と同じ)30%だからね」と冗談を交えながらも、出演料は推定100万円に跳ね上がる見込みという。

 すでに本田をテレビCMに起用する「ユニクロ」社を始め「アサヒフーズアンドへルスケア」社の「ミンティア」など各社の反響も大きい。なかでもコカ・コーラ社「アクエリアス」のCMで本田が着用するイタリア「デュベティカ」のダウンベストは売り切れとなり、スポーツ選手では異例のこと。もはや社会現象だ。
 本田ブームの再燃に大手広告代理店の関係者は「これから新規や大手クライアントからのオファーも見込める。今までなかった業種からもCMなど、引き合いはあるんじゃないか」。

 本田とマネジメント契約を結ぶエイベックス社も13日、本紙の取材に「普段から注目度が高く問い合わせ件数の多い選手ですが、試合(W杯最終予選での活躍)を受けてさらに多くなっています。かなり反響は大きいですね」と驚く状況だ。

 日本代表の活動を終えて、つかの間のオフとなる本田だが、移籍問題も含め、しばらくは「オレ様」の動向から目が離せない。