なでしこ岩渕辞退で丸山チャンス

2012年06月15日 12時00分

 なでしこジャパンFW岩渕真奈(19=日テレ・ベレーザ)が、負傷のためスウェーデン遠征(15日~)に臨む日本代表を辞退し、大きな波紋が広がった。

 

 所属の日テレによると、岩渕はなでしこリーグINAC神戸戦(10日)で、1月に疲労骨折して手術した右足小指付近を再び痛めたという。しばらくは治療に専念する方針だが、今季は負傷→離脱を繰り返しており、ロンドン五輪出場にも暗雲が漂い始めた。

 

 なでしこジャパン佐々木則夫監督(54)は岩渕の代役を国内合宿に参加したサポートメンバー6人から見定める方針。リーグ得点ランクトップ(8点)のFW吉良知夏(20=浦和)とFW永里亜紗乃(23=日テレ)に加え、有力視されるのはFW丸山桂里奈(29=大阪高槻)だ。

 

 優勝した女子W杯(昨年7月、ドイツ)準々決勝ドイツ戦の延長戦で奇跡の決勝ゴールを挙げたラッキーガール。ロンドン五輪アジア最終予選(昨年9月、中国)で「右膝前十字靱帯損傷」という重傷を負い、戦線離脱していたが、実績と強運の持ち主でもある。

 

 丸山も「得意なのはドリブル。強い相手にはドリブルとか個々の打開が必要だし、ノリさん(佐々木監督)の期待に応えたい」と力を込めた。一時は「かなり厳しい」と五輪出場を諦めかけていたが、再びチャンス到来となった。

 

 まずは五輪の最終メンバー選考会となるスウェーデン遠征メンバー入りするため、新たな戦いに挑む。