じゃんけんで「FKキッカー」決定?

2012年03月02日 14時00分

 ザックジャパンでFKキッカーを巡る「バトル」が勃発した。

 事の発端は昨年10月の親善試合ベトナム戦。ゴール前で得たFKのチャンスに、キッカーとしてDF槙野智章(24=浦和)とFW藤本淳吾(27=名古屋)が名乗りを上げた。ただ、2人とも「オレが蹴る」と譲らなかったため、ピッチ上で〝口じゃんけん〟をして勝った槙野が蹴った。

 槙野は今季の日本代表でもFKキッカーを直訴。「悪魔の左足」のMF本田圭佑(25=CSKAモスクワ)が不在とあって、他にも藤本やMF遠藤保仁(32=G大阪)、MF柏木陽介(24=浦和)が名乗りを上げることが確実。そこで今後も〝口じゃんけん〟でキッカーを決めるという。

 これにイレブンは「ちょっとみっともない。代表戦でFKをじゃんけんで決めるのはどうかと思う。FKって(ゴールにつながる)大事なもの。この位置や距離なら誰が蹴るかを決めておかないと。蹴る人だけじゃなく、他の選手の集中力も変わる」と苦言を呈した。

 遠藤も「事前に決めておけば蹴る人が気持ちを整理しやすいのは確か」と〝口じゃんけん〟には否定的な見解だ。

 日本代表は今季初戦でキリンチャレンジカップ・アイスランド戦(24日、大阪・長居)に臨む。代表で絶好のアピールとなるFKを蹴りたい選手は多く、今後もキッカーを巡ってバトルは続きそうだ。