U-23にとっても痛い吉田離脱

2012年06月12日 12時00分

 ザックジャパン不動のセンターバックDF吉田麻也(23=VVV)がブラジルW杯アジア最終予選ヨルダン戦の前半44分に右膝内側靱帯を痛めて負傷退場。オーストラリア遠征には参加せず、離脱した。追加招集の予定はない。

 

 まさかの離脱に吉田は「滑ったときに体重がかかった。状況が状況(4―0)だったので無理する必要はないと思ったが、チームに迷惑をかけてしまった。点差があって若手選手を使えるチャンスがあったのに申し訳ない」とうなだれた。

 

 ザッケローニ監督は吉田に代わってDF栗原を投入。DF伊野波雅彦(26=神戸)も途中出場させて、吉田不在のオーストラリア戦に備えた。

 

 ただ、吉田の負傷離脱の影響はW杯最終予選だけにとどまらない。吉田はロンドン五輪に24歳以上でも参加できるオーバーエージ枠の筆頭候補だからだ。

 

 U―23日本代表は、5月下旬に行われたトゥーロン国際で3試合7失点と守備の不安を露呈。それだけに吉田は「救世主」として期待されたが、右膝負傷で五輪に間に合わない可能性が高い。吉田は五輪に関して「何も言いませんよ」とコメントを避けてきたものの、A代表のみならず五輪代表にとっても痛い離脱となりそうだ。