サッカー界の男女エース 本田と沢が俳優デビューへ

2012年03月24日 14時00分

 日本サッカー界の男女エースがついに俳優デビューへ――。日本代表MF本田圭佑(25=CSKAモスクワ)となでしこジャパンMF沢穂希(33=INAC神戸)にドラマ関係者が熱視線を送っており、2人がテレビCMなどで見せる演技力に太鼓判を押した。現役アスリートのドラマ出演は異例だが、早くも各テレビ局が動き出すなど、今年注目の2人はピッチ内外で大活躍が期待される。

 今年は本田がブラジルW杯アジア最終予選、そして沢はロンドン五輪で金メダルに挑む。そんな両エースはグラウンド外でも大きな注目を集めていた。「本田と沢には、なんとかドラマに出てほしいんだよ。できれば主演でね。現役アスリートの出演はすごく話題性もあるし、スポンサー受けも非常にいいから」と某民放局プロデューサーは意外な構想を明かした。

 本田はピッチ外でも両腕に時計を装着し、雪駄にロングマフラーなど、個性的なファッションセンスで存在感を示すスター選手。オフに出席した日本ジュエリーベストドレッサー賞では「まるでモデルのようなスタイル」と司会者が大絶賛。そうそうたる女優、俳優が居並ぶ中で招待客から最も多く記念撮影をせがまれた。

 一方の沢は昨年の女子W杯優勝、国民栄誉賞に加え、国際サッカー連盟(FIFA)の年間最優秀選手賞を受賞し今や国民的ヒロイン。園遊会やFIFA表彰式で見せた着物姿は「日本伝統の和美人」ともたたえられ、なでしこジャパンのメンバーの間では〝真のオシャレ番長〟と言われている。

 そんなテレビ映えするスターの2人だけにドラマ界も注目する。「2人ともすでにCMに出ているけど、演技の評判もいいし、質の高い作品ができる。ハードルは高いけど、どうにかして実現できないか、どこ(制作会社やテレビ局)も動いているよ」(民放関係者)と争奪戦が展開されていることも明かした。

 現役アスリートのドラマ出演は異例だが、2006年には米メジャーリーグ・マリナーズのイチロー外野手(38)が古畑任三郎シリーズ(フジテレビ系)のスペシャルドラマに実名で犯人役として出演。話題を集めて平均視聴率27・0%、瞬間最高視聴率29・6%(いずれも関東地区)を記録した。また女性アスリートとしてはバドミントンの潮田玲子(28=日本ユニシス)が10年4月に「世にも奇妙な物語20周年スペシャル」(フジテレビ系)に本人役で登場した例がある。

 トップアスリートの出演はクライアント企業からの評価も高く、出演作だけでなく近年全体的に低迷するドラマ制作の起爆剤としても期待できる。そのため各局とも2人の〝招聘〟を狙っており、オフの限られた時間でどのような条件、形式ならば出演可能か調査を開始している。

「古畑――」のような刑事ものはもちろん、恋愛ものや人間ドラマなど選択肢は多く、2人の夢の競演も考えられる。実現すれば、プレー同様に華麗な姿を披露してくれるだろう。

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