絶対王者スペインに不安説

2012年06月11日 18時00分

 8日(日本時間9日)に開幕したサッカーの欧州選手権(ユーロ)で優勝候補のスペインに不安がささやかれている。

 

 元スペイン代表監督で中国代表を指揮するホセ・アントニオ・カマーチョ監督(57)が母国の苦戦を予告。「スペインはユーロでも(他国から)打ち破れる相手ととらえられている。すべてのチームがわれわれ(中国)と同じように戦うはず。組織的な守備からカウンターを仕掛ける作戦だ」

 

 実際にスペインはホームで臨んだ中国との親善試合(3日)にベストメンバーで戦いながら、ゴール前を徹底して固められると大苦戦。後半39分になって何とか1点を奪って勝利したが、2008年大会に続く連覇に大きな不安を残した。

 

 ビセンテ・デルボスケ監督(61)は「われわれは、全員が良い状態にあることが必要だ。重要なのはバランスの取れたチームを形成し、決定機を生み出すことだ」と前向きな姿勢を示すが…。

 

 今大会は守備の要であるDFカルレス・プジョル(34)とエースFWダビド・ビジャ(30=ともにバルセロナ)が不在。10年南アフリカW杯を制した世界王者は苦境を乗り越えられるか。