独戦でボランチ起用 真価問われる「宮間ジャパン」

2013年06月29日 16時00分

【ドイツ・ミュンヘン28日(日本時間29日)発】なでしこジャパンは29日(日本時間30日)に親善試合ドイツ戦に臨む。MF宮間あや(28=岡山湯郷)は佐々木則夫監督(55)から“全権”を委任された。


 同地での試合は歴史的Vを果たした2011年W杯以来で、相手は国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで3位の日本の上に位置する2位の強敵。佐々木監督は「楽しみですし、もちろん勝負にこだわる。今回積み上げてきたコンディション、意識を精一杯表現してくれれば勝利に近づく」と必勝を誓った。


 3月のアルガルベ杯では1―2と敗れたが、佐々木監督は秘策を用意。これまで2列目で起用してきた宮間に「攻守にわたって我々のチームのゲームメークをしてほしい。明日は真ん中で起用する予定」と守備的MFの「ボランチ」を任せる方針を示した。


 なでしこのボランチと言えば、今回の欧州遠征は不参加の大黒柱MF澤穂希(34=INAC神戸)。26日のイングランド戦ではDF熊谷紗希(22=フランクフルト)をボランチで起用したが、さらなる強化に向け新たな可能性を試すつもりのようだ。


 宮間も「サイドチェンジを多くして、組織的な守備をしたい」とやる気満々。さらに主将についても指揮官は「宮間選手にお願いしたところ快諾してくれました。僕と宮間選手のコンビが良いと思います」と正式決定。澤に代わってピッチ内外で中心となる“宮間ジャパン”船出の一戦になるか。