“無敵”スペイン ブラジル3連覇阻止だ!!

2013年06月29日 11時00分

【ブラジル・フォルタレザ27日(日本時間28日)発】欧州決戦となったサッカーのコンフェデレーションズカップ準決勝は、2010年南アW杯優勝のスペインがイタリアに0―0からのPK戦を7―6で制して、初の決勝進出を決めた。ピンチが多く苦しい展開となったが、王者の底力を発揮。決勝戦(30日=日本時間7月1日)でブラジルの大会3連覇阻止を狙う。

 

 敗者・イタリアへの大声援とわずかに聞こえる王者へのブーイングこそが、スペインの強さを物語っていた。120分間を戦い抜き、迎えたPK戦も死闘。ゴールマウスに立ったスペインのカシージャスとイタリアのブフォンという世界屈指のGK2人が1本も止められないハイレベルな戦いとなった。最後はイタリア7人目のDFボヌッチが大きく上に外し、スペインのFWヘススナバスのシュートが決まって決着がついたが、どちらが勝ってもおかしくない試合だった。

 

 昨年の欧州選手権決勝では4―0でスペインの圧勝だったが、雪辱を狙うイタリアが前半から飛ばし、スペインは苦戦を強いられた。暑さと疲労で足が止まり、延長前半のMFジャッケリーニの左足シュートが左ポストを直撃するなど冷や汗もかかされたが、最後は「幸運が我々に味方した」(デルボスケ監督)。

 

 これで2010年W杯から続けてきた公式戦無敗記録は29試合(24勝5分け=PK勝利は引き分け扱い)となり、歴代最多記録を更新した。ブラジルとの最終決戦にたどり着いたW杯王者は、新たなタイトル奪取にまた一歩近づいた。