佐々木監督から沢へ3つの課題

2012年06月09日 18時00分

 なでしこジャパンの佐々木則夫監督(54)が「良性発作性頭位めまい症」のため、代表を離れていたMF沢穂希(33=INAC神戸)に3つの条件を突きつけた。
 なでしこジャパンは5日、スウェーデン遠征(15日~)に臨むメンバー21人を発表。アルガルベカップ(3月、ポルトガル)で戦線離脱した沢も3か月ぶりに選出された。佐々木監督は「今さら大きな期待とかはない。彼女らしさを出してほしい」と笑顔を見せた。

 ただ一方で、指揮官は沢のロンドン五輪メンバー入りに最後のテストを課す。「まずはコンディションを積み重ね、焦らず一歩一歩やってほしい」と再発も不安視される体調面について、万全のセルフコントロールを求めた。

 また「代表チームの戦術は変わっていない。パススピードを上げ、動きを大胆にやる。その中で他の選手を試行したい」(佐々木監督)。

 3か月ぶりの合流となるため、今まで確認できなった沢の戦術理解とチームメートとの連係強化を要望している。

 さらに「ゴールを強く意識してほしい」。今遠征では米国(18日)、スウェーデン(20日)と対戦する中で、得点を奪うことを最後の条件とした。すでに「今の状況なら問題ない」(佐々木監督)と五輪メンバー入りは確実だが、あえて課題を与えることで女王にもレベルアップを求めた格好だ。