沢がU-20女子に緊急アドバイス

2012年06月08日 12時00分

 なでしこジャパンMF沢穂希(33=INAC神戸)が「ヤングなでしこ」たちに〝金言〟を授けた。

 

 沢は4日に行われたU―20女子W杯の組み合わせ抽選会でFW安藤梢(29=デュイスブルク)や乃木坂46のメンバーたちとともにドロワー(抽選人)を務めた。無事に大役を終えた沢は「自分たちのW杯の抽選会のような気持ちで、すごく責任感があったし、緊張した」とホッとした様子。もちろん、後輩たちにアドバイスも忘れない。「とにかく初戦は大事。でも、その前にとにかく楽しんでほしい。こんなチャンスはなかなかないんだから。あとは最後まであきらめず、力を出し切ることだけ考えてほしい」

 

 今回のU―20女子代表は2010年のU―17女子W杯で準優勝した「なでしこの黄金世代」。さらには日本での開催ということもあり、優勝を期待する声が多い。ただ、それは大きなプレッシャーになる。沢は先月末の女子バレーボールの五輪最終予選で日本が苦戦したことを見て、その思いを強めたという。

 

 沢と話し合いを持ったU―20女子代表の吉田弘監督(54)も「バレーの選手たちは試合に入り過ぎていて、自分たちのプレーを見失っていた。もっと楽しむ気持ちがあっていい」と同調した。沢の“金言”通り、過度のプレッシャーから解放するための策も練っているという。

 

 ロンドン五輪のことで頭がいっぱいの沢だが、将来のなでしこ育成のため緊急アドバイスを買って出た格好だ。