本田「ヨルダン打ちのめす」

2012年06月08日 12時00分

 日本代表エースのMF本田圭佑(25=CSKAモスクワ)がアジアを〝圧倒宣言〟だ。W杯アジア最終予選の初戦オマーン戦(3日)は本田の先制弾が効いて快勝。独特の緊張感の中での好発進に「結果だけ見れば上出来」としつつ、満足はしていない。それは来年の6月まで続く今後の長い最終予選を見据えているから。この6月の3連戦は「いい影響を及ぼす3試合にしないといけない」。今後は、オマーンやヨルダンとアウェーでも戦うことになる。そのときに相手に対し「日本ともうやりたくない」という意識を植え付けることが重要。そのためにもただ勝つだけではなく、相手の戦闘意欲をなくすほどの圧勝が必要というわけだ。

 

 本田は「すでに気持ちは(ヨルダン戦に)切り替わっている。僕の中では戦い方を変えるというのはない。あの戦い方で打ちのめすのが王道」とキッパリと言い切った。

 

 その一方で、自身のコンディションは完璧ではない。右膝故障から復帰して間もなく、激戦から一夜明けた4日は「ダメージはある。全く問題ないというレベルにいつなるかは、自分でも分からない」と率直に言った。オマーン戦では親善試合とは比べものにならない激しい密着マークも受けた。この日の練習でも体をいたわりながらストレッチに時間を割いた。それでも「まだ完璧には程遠い。でも次は90分できないかといえば、できる」とどこまでも強気だ。多少の無理は承知の上。「守備を組織として頑張るイメージ」というヨルダンから、4、5点奪って勝つことを自らに、そしてチームに課す。