本田ド真ん中PKに賛否両論

2013年06月05日 16時00分

<ブラジルW杯アジア最終予選 日本1-1豪州(4日)>日本代表のW杯出場を決定づけた劇的な同点ゴールとなったMF本田圭佑(26=CSKAモスクワ)のPK。後半46分に相手のハンドによって得たが、本田はなんとゴールのド真ん中に突き刺した。「みなさんがかなりプレッシャーをかけてくれたんでね。緊張したんで、真ん中に蹴りました」と話したものの、いくらなんでもド真ん中ではリスクが大きい。このため賛否両論が出ている。

 

 元日本代表FW武田修宏氏(46=本紙評論家)は「あの場面でキッカーを務めるのは、すごい重圧。オレなら逃げる。それで決めるのはカズ(三浦知良)くらいなもの」と絶賛。サポーターもネット上で「度胸がある」「本田△(本田さんカッケー)」などと好意的だが、“ド真ん中PK”には不安もある。

 

 2011年アジアカップで本田はPKを2度蹴ったが、いずれもコースはド真ん中。1次リーグのシリア戦は完全なミスキックながら決めたが、準決勝の韓国戦はGKに止められた。星稜高(石川)時代の恩師であるサッカー部の河崎護監督は「圭佑の蹴り方はPK向きじゃない」とPKキッカーそのものを疑問視。この試合前にも、元日本代表MFラモス瑠偉氏(56=ビーチサッカー日本代表監督)が「PKはMF遠藤に任せるべき」と主張した。

 

 オーストラリア戦で再び「ド真ん中PK」が決まったものの、外せば戦犯となるイチかバチかの勝負。本田らしいと言えばそれまでだが、今後はチーム内の調整が必要かもしれない。