カンボジア代表の実質的な監督を務める元日本代表MF本田圭佑(33)が12日に帰国した。指揮官としてパキスタンと対戦したカタールW杯アジア1次予選第2戦(11日)に2―1と勝利し、2戦合計4―1で2次予選進出を決めた。

 9月から始まる2次予選には、日本も登場するため、7月に行われる組み合わせ抽選会の結果次第では、同組で激突する可能性も。実際に前回ロシアW杯アジア2次予選では日本と同組で対戦しており“本田―日本代表”がいよいよ現実味を帯びてきた。

 成田空港に帰国した本田は「(その話題は)まだいいですか」と言葉少なだったが、迎え撃つ森保ジャパンはすでに臨戦モード。森保一監督(50)はブラジルへ出発前に「当たった時はあまり目を合わせないように。本田のほうが目力がありそうなので」と相手を持ち上げつつも「我々が勝つことを目標に戦いたい」と話していた。

 長友も「絶対勝つでしょ。本田圭佑には負けられない」と意欲を語っているが、果たして因縁マッチが実現するのか。