【なでしこ】長谷川唯 初のW杯フランス大会へ肉体改造中

2019年06月04日 16時30分

新エース候補の長谷川(右)はどんなプレーを見せるか(ロイター)

 なでしこジャパンの主役と期待されるMF長谷川唯(22=日テレ)が、自身初のフランス女子W杯に臨む。世代別代表時代から高倉ジャパンで主力を務め、今季からプロ契約を結んだニューヒロインは、どんな思いで大舞台を迎えるのか。

 長谷川は2014年U―17W杯(コスタリカ)優勝と16年U―20W杯(パプアニューギニア)3位に大きな貢献を果たした立役者。17年3月になでしこジャパン初招集と着実にステップアップし、ついにW杯にたどり着いた。

 世代別代表を経たからこそ、ライバルとの差を冷静にジャッジする。「U―17W杯のときは技術的なところで上回り、ボールも回せてやりたいことができた。日本の技術を発揮できて優勝できたけど、U―20W杯では(ライバル国に)スピードが付き、技術の差が埋まってしまったという意味で3位だったのかなと」と振り返る。

 A代表ではスピードやフィジカルの差が開いたと肌で感じているが、対抗は可能だという。「まずは最低限のところまでスピードやフィジカルを上げていくのが一番。その中で技術を発揮できればやれないことはない。あとはいいポジションを取れてサポートがうまくいけば。余裕で勝てると思ったことはないけど、しっかり対抗できるんじゃないかな」

 昨年からフィジカル強化にも着手し「ウエートの重りを担ぐよりは姿勢とか力の入れ方とか、負荷の強すぎないチューブを使ってサッカーの動きにつながるトレーニングが多い」。成果も出ており「全然スピードが違う。一瞬のスピードというか、相手を置き去りにできるシーンが増えた」。

 今季からプロ選手として契約を結んだ。「プロになる前からサッカーへの姿勢はフルでやってきた。そこは変わらないけど、そういう意味ではもっと結果を残さないといけない。フィジカルトレをやってきたけど時間も足りなくて、できない部分もあるので、もっと時間を使える。体のケアにも使っていけたら」

 自覚を増した若きなでしこが、W杯でさらなる飛躍を目指す。

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