宮市〝埼スタ伝説弾〟再現する

2012年06月02日 12時00分

 ワンダーボーイことサッカー日本代表FW宮市亮(19=ボルトン)が〝埼スタ伝説弾〟の再現を宣言した。2014年ブラジルW杯アジア最終予選の初戦、オマーン戦(6月3日、埼玉)が目前に迫るなか、若きスピードスターはある野望を胸に秘めている。

 宮市は「自分が出場するとしたら、おそらく途中出場になると思います。W杯予選では埼玉スタジアムですごいゴールがあるというのは知っています。ワンチャンス、一瞬で決定的な仕事をしたいし、もちろんゴールを狙います」と本紙に明かした。

 宮市が語るのは、日本代表で語り草となっているW杯予選での劇的ロスタイムゴールのことだ。 2004年2月のドイツW杯アジア1次予選オマーン戦で、FW久保竜彦(35=引退)が0―0から後半ロスタイムに劇的ゴールを決めて快勝。さらに05年2月の同最終予選北朝鮮戦でも、FW大黒将志(32=横浜M)が1―1から後半ロスタイムにV弾を放った。さらには11年9月のブラジルW杯3次予選北朝鮮戦でのDF吉田麻也(23=VVV)のロスタイムゴールをMF清武弘嗣(22=C大阪)がアシストしている。

 この3つの伝説弾を生んだ久保、大黒、清武の3人は、すべて途中出場だった。また会場も、今回と6月8日の第2戦・ヨルダン戦と同じ埼玉スタジアムだった。

 現状では宮市もスーパーサブとしての投入が濃厚なだけに「大黒さんのような、インパクトを与えるゴールを決めたい」と意気込む。代表デビュー戦となった23日のアゼルバイジャン戦では後半17分からピッチに立ったが、緊張もありゴールは奪えなかった。2戦目となる今回は、自分の持ち味もさらに出せるはずだ。

 狙いは試合を決める、劇的な一発。日本代表に新たな伝説の1ページを記し、フィーバーを巻き起こせるか。