清武が口にしたU-23の危機感

2012年06月01日 12時00分

 ロンドン五輪に臨むU―23日本代表がトゥーロン国際(フランス)で予選敗退したことに、今回は日本代表に参戦しているMF清武弘嗣(22=C大阪)が2つの危機感を口にした。

 

 清武は日本代表の練習に備え、深夜のテレビ中継で試合を観戦することは避けたが、予選敗退という結果には複雑な表情を浮かべながら「焦る必要はないが、もう一度見つめ直してやらないといけない」と珍しく、厳しい言葉を投げかけた。

 

 U―23代表はこれまでアジア地域以外の国と対戦する機会がほとんどなかった。今回、初めてアフリカや欧州の強豪国と対戦し、経験不足を露呈。しかも屈強な外国人ストライカーをほとんど抑えられなかったため、清武も不安を募らせた。

 

 また清武自身も焦りを告白した。今大会では欧州でプレーするMF宇佐美貴史(20=バイエルン・ミュンヘン)やMF高木善朗(19=ユトレヒト)が存在感を見せたことで「向こうにもいい選手がたくさんいるので(自分も)うかうかしていられない」と今後、本格化するポジション争いに緊張感を高めていた。

 

 ロンドン五輪まであと2か月。U―23代表のエースと呼ばれる清武は「すごくいい経験になったと思う。まだ時間はあるし、これからまた(練習を)やっていけば大丈夫」とチーム再建とともに、自身のさらなるレベルアップを実現する。