中島の移籍でカタール行き日本人選手は増えるか

2019年04月01日 16時30分

日本代表でも大活躍の中島

 サッカー日本代表MF中島翔哉(24=アルドハイル)の活躍で“中島ロード”が定着するか。

 1月に約44億円の移籍金でカタール1部アルドハイルに入団。欧州各国の強豪クラブが中島獲得に動く中で、中東の新興国へと渡り大きな話題を呼んだ。国内外で賛否両論が起きたが、日本代表ではボリビア戦(3月26日)で決勝ゴールを決めるなど大活躍。森保ジャパンの大黒柱として改めて強烈な存在感を放った。カタール移籍が飛躍につながったことで“第2、第3の中島”をめぐる動きが活発化していきそうだ。

「カタールのクラブは日本人選手を高く評価しているし、実力のある選手を狙う動きも出てきている。選手側も金額はもちろん、ある程度成長できる場だと判断すれば今後カタールへ行くケースが出てくる可能性はある」と日本代表クラスの選手を抱えるマネジメント事務所関係者は指摘する。

 中島がプレーするアルドハイルをはじめ、元スペイン代表MFシャビ(39)が所属するアルサド、強豪のアルアハリやアルラーヤンなどは以前から有力な日本人選手の調査に熱心で、今後も助っ人候補として獲得に動くとみられる。これまで日本人選手は中東の新興勢力でもあるカタールには見向きもしなかったが、現在は世界各国から有名選手や優秀な指導者が集まる環境もあり、ベテランや若手有望株などが新天地として選ぶ流れとなる可能性がある。

 日本代表の森保一監督(50)もカタールでプレーする中島について「攻撃も守備も成長している。カタールのチームでの経験が力となって成長につながっている」と評価しており、選考のうえでの支障はない。日本人プレーヤーにとって次回のW杯開催国が有力な選択肢になるかもしれない。