前園真聖氏「香川代表でのレギュラー定着は厳しい」

2019年03月28日 16時30分

香川(左)はレギュラーの座を奪取できるか

【前園真聖 ゾノの焦点!】3月シリーズを終えた森保ジャパンでは“三羽ガラス”の中島(翔哉=24、アルドハイル)、南野(拓実=24、ザルツブルク)、堂安(律=20、フローニンゲン)が存在感を見せました。

 彼らは素晴らしい連係で積極的にゴールに迫って相手の脅威となりました。2列目のポジションに関しては新たな選手が割って入るのは難しいのではないかと感じています。

 ロシアW杯以来、復帰した10番の香川(真司=30、ベシクタシュ)も、現状のままレギュラーに定着するのは厳しいでしょう。先発した26日のボリビア戦で攻撃陣をリードしようと、ボールをさばくプレーが多かったのですが、彼の持ち味はゴールに向かって仕掛けていくこと。相手が嫌がるパフォーマンスをもっと見せてほしかったです。

 また、大迫(勇也=28、ブレーメン)の代役問題は残念ながら振り出しに戻ったと言えます。初招集となった鎌田(大地=22、シントトロイデン)と鈴木(武蔵=25、札幌)は正直、厳しい内容です。期待されたボールキープもできていませんでした。特に鈴木に関してはイージーミスも多く、アピールにも至らなかったでしょう。

 やはり1トップが安定しないと“三羽ガラス”の力も半減しかねません。森保監督のチーム方針にもかかわってくるところですし、今回のように大迫が不在の場合、どう戦うのか。現状で“大迫依存”を脱却するためには、戦い方を変えるという選択視も出てくるかもしれません。どうクリアするかは緊急課題と言えるでしょう。

 そして、もう一つ不安視するのは両サイドバックです。右は酒井(宏樹=28、マルセイユ)、左は長友(佑都=32、ガラタサライ)が務めていますが、2人に続く選手が出てきません。サイドバックは攻撃参加が注目されがちですが、守備力も大事。2人のレベルに近い戦力が待望されます。