レアル442億円強化案も埋まらぬCロナの穴

2019年03月19日 11時30分

名門復活を託されたジダン監督だが…(ロイター)

“白い巨人”の大型補強策に早くも暗雲が漂っている。欧州チャンピオンズリーグ(CL)4連覇を逃し、チーム再建に取り組むスペイン1部レアル・マドリードは、ジネディーヌ・ジダン新監督(46)を招聘し、来季の強化費として「3億ポンド(約442億円)を準備した」(英紙デーリー・ミラー)という。

 すでに欧州の各メディアは、RマドリードがチェルシーのFWエデン・アザール(28)、マンチェスター・シティー(ともにイングランド)のFWラヒーム・スターリング(24)、パリ・サンジェルマン(フランス)のFWネイマール(27)、FWキリアン・エムバペ(20)をリストアップし、銀河系軍団の再興に動きだすと報じている。

 いずれも移籍金100億円超のスターばかりだが、スペイン行きが噂されるアザールのチェルシーは禁止されている18歳未満の選手を獲得したとし、国際サッカー連盟(FIFA)から2020年1月末まで補強禁止処分(控訴中)を受けている。英紙「エクスプレス」によると「高額オファーが届いても代役を確保できないため放出を固辞する方針」という。

 また英紙「サン」は、スターリングのマンチェスターCも18歳未満の選手を獲得したことで近日中に補強禁止の処分が出ると報道。さらに“大本命”エムバペのパリSGもFFP違反(移籍金や人件費がクラブ収入を超えることを禁止)で調査中とされ、補強禁止となればチェルシーと同様に主力選手をプロテクトするのは確実だろう。

 名門復活に向けて昨季限りで退団したエースFWクリスチアーノ・ロナウド(34=ユベントス)に代わる新戦力の加入をもくろむものの、世界的スター選手の獲得は困難な状況と言えそうだ。