サッカーの欧州リーグ(EL)決勝トーナメント2回戦第2戦が14日(日本時間15日)に行われ、元日本代表MF長谷部誠(35)が所属するEフランクフルト(ドイツ)は敵地でインテル(イタリア)に1―0で勝ち、2戦合計も1―0として8強入りを決めた。前半6分にFWヨビッチが貴重なアウェーゴールを奪うと、守備陣も厳しいチェックで相手の強力攻撃陣を完封。キャプテンマークを巻いて最終ラインのリベロでフル出場した長谷部は終了間際、空中戦の競り合いで頭に激しいヒットを受けてヒヤリとさせられたが、何とかプレーを続行して勝利に貢献した。

 日本代表MF南野拓実(24)のザルツブルク(オーストリア)はホームでナポリ(イタリア)に3―1で勝ったが、0―3で敗れた第1戦が響いき、2戦合計3―4で敗退が決まった。南野は後半41分までプレーしたが無得点だった。