ベシクタシュが香川の知名度を利用して日本市場拡大へ

2019年03月14日 16時30分

JFAハウスを表敬訪問したオルマン会長

 トルコ1部ベシクタシュが、看板選手となったMF香川真司(29)の知名度を利用した日本でのプロモーション活動を加速させている。

 トルコリーグデビュー戦(2月3日)でいきなりの2ゴールをきっかけに同国内で“カガワフィーバー”が起きた。その勢いでベシクタシュは、長年日本代表で10番を背負った人気に目をつけ、かねて進めていた日本へのマーケット拡大を急ピッチで展開させることに。同クラブのフィクレット・オルマン会長(51)が12日に来日したのもその一環だ。

 同会長は13日、都内のJFAハウスで取材に応じ「日本は重要なパートナーであり、重要なマーケット。Jクラブと親善試合を行いたいし、いろいろなことをやっていきたい」と意欲を示した。今回の来日は今夏の親善試合開催を見据えたものだが、目玉選手は今季終了までの期限付き移籍のため「会長として長期契約を考えている。完全移籍の後に複数年契約を結びたい」と熱望した。

 一方、活躍すればするほど香川の希望するスペインなど欧州主要リーグのクラブからオファーが舞い込む可能性もある。そのため“第2のシンジ”探しも抜かりなく、オルマン会長は「現在も何人かリストアップしている。条件が合えば、さらに日本人に来てほしい。真司が(トルコリーグで)活躍して日本人も来やすくなる」と語った。

 ベシクタシュにとって香川はピッチ上だけでなく、ビジネス面でも大きな戦力だ。