【欧州CL決勝T】Cロナ圧巻ハット!個人4連覇へ前進

2019年03月13日 11時30分

C・ロナウド(左)は相手DFをはじき飛ばして先制点を奪った(ロイター)

【イタリア・トリノ発】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦の2試合が12日(日本時間13日)に行われ、第1戦を0―2で落としたユベントス(イタリア)はホームでアトレチコ・マドリード(スペイン)に3―0で勝ち、2戦合計で3―2と大逆転して準々決勝進出を決めた。エースFWクリスチアーノ・ロナウド(34)が圧巻のハットトリックを達成。レアル・マドリード(スペイン)時代と合わせた“個人4連覇”にまた一歩前進した。

 驚異の大逆転劇にスタジアムは揺れんばかりの大歓声に包まれた。試合終了の笛が鳴ると、ユベントスイレブンは殊勲の背番号7のもとに駆け寄り、喜びを爆発させた。C・ロナウドも興奮を隠せず、雄たけびを連発。だが、この結果は決して「奇跡」ではなく、自らの経験と確かな実力がもたらした「必然」だった。

 敵地での第1戦を0―2で落とし、崖っ縁で迎えたこの日、C・ロナウドはいつになく気合を前面に出していた。3季連続2桁ゴールを量産して得点王に輝いた男も、今季はここまで出場6試合でわずか1ゴール。8強入りには最低でも2得点が必要なだけに、集中力を高めていた。

 開始直後の4分、左CKからゴール前の混戦でGKがファンブル。これを見逃さなかったC・ロナウドが詰め、こぼれ球をDFキエッリーニが押し込んでゴールネットを揺らした。だが、主審はC・ロナウドのGKへのファウルと判定。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によるチェックも行われず、試合は再開された。

 それでもユベントスは攻勢を強め、前半27分に先制に成功した。左サイドを突進したイタリア代表FWフェデリコ・ベルナルデスキ(25)のクロスに、逆サイドのC・ロナウドがDFの背後から飛び込み、頭で押し込んで正真正銘の先制ゴールを奪った。

 1―0で折り返した後半3分、左クロスに飛び込んだC・ロナウドがまたも強烈なヘディングシュート。相手GKにかき出されたかに見えたが、ゴールライン・テクノロジーの判定はゴールの判定で、2戦合計スコアを振り出しに戻した。その後も攻め立てたユベントスは同39分、ベルナルデスキがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これを背番号7がゴール左に決めて、ついに形勢をひっくり返した。

 大一番でハットトリックを決めるあたりが千両役者たるゆえん。C・ロナウドは失いかけたビッグイヤー(優勝トロフィー)に再び手をかけた。