昨季王者に暗雲 川崎が3戦未勝利

2019年03月11日 16時30分

 J1王者に異変が起きている。2連覇中の川崎は10日、横浜M戦(日産)で終了間際に追いつかれて2―2のドロー。開幕から3試合連続ドローで、6日に行われたアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の上海上港戦と合わせて4試合連続勝ち星なしと足踏みが続いている。

 昨季は圧倒的な力で2連覇を達成し、今季はタイトルの総ナメを目標に掲げるが、MF中村憲剛(38)やFW小林悠(31)をベンチスタートにするなど、主力の温存策が裏目に出た。開幕ダッシュに失敗した鬼木達監督(44)は「結果がすべて。勝ち点3を奪えなかったのは残念」と悔しさをあらわにした。

 昨季の躍進を支え、日本代表にも選出されたMF守田英正(23)も、この日は精彩を欠いた。「僕のプレーが悪かった。ボールロストやパスミス、自分のミスが目立ってしまった」と猛省。日本代表の森保一監督(50)が視察に訪れる中、アピールできず「このレベルのプレーしかできないと(代表に)呼ばれない」と肩を落とした。

 試合前にはMF大島僚太(26)が左太もも裏の違和感で急きょ欠場するアクシデントも発生。絶対王者に、暗雲が垂れ込めてきた。