FC東京・久保建 トップ下で好アシスト トーレス鳥栖に完勝

2019年03月11日 16時30分

フェルナンドトーレス(右)からボールを奪った久保(中)

 2020年東京五輪のエース候補でJ1・FC東京のMF久保建英が着実な進化を見せた。

 スペイン1部バルセロナ下部組織出身の17歳は10日、ホーム開幕の鳥栖戦に3戦連続で先発。元スペイン代表フェルナンドトーレス(34)擁する相手に2―0の勝利を手繰り寄せる働きで存在感を発揮した。特に0―0の後半35分ごろからトップ下に入ると、停滞していた攻撃陣を活性化。43分にオウンゴールで先制すると、アディショナルタイムにはFWジャエル(30)の初ゴールをアシストした。

 久保が務めたトップ下は攻撃の要のポジション。MF橋本拳人(25)は「(久保が)中央(トップ下)で前を向いたときのほうが良かった」と歓迎し、長谷川健太監督(53)も「相手が嫌がるところでボールを受けたり、2トップの下で自由に動いて(攻撃に)変化が出てきた。それで崩した形でオウンゴールにつながった」と絶賛した。

 勝利の立役者は「これでプレッシャーもなく次の試合も伸び伸びプレーできる」と予告。DF森重真人(31)は「自分たちが、もっと使ってあげるようにしたい」と信頼を寄せる。日本代表ではMF本田圭佑が長く務めたポジション。若き天才司令塔が「エース」と呼ばれる日も、そう遠くないはずだ。