4連覇をかけて臨んだ欧州チャンピオンズリーグ(CL)で敗退し、今季無冠の危機にある“白い巨人”ことレアル・マドリード(スペイン)の新監督問題がサッカー界をにぎわせている。

 すでにサンチャゴ・ソラリ監督(42)の更迭は確実で、後任指揮官には名将ジョゼ・モウリーニョ氏(56)が最有力視されている。ただ、欧州メディアによると、Rマドリード側は、昨季までチームを指揮したジネディーヌ・ジダン氏(46)、リバプールのユルゲン・クロップ監督(51)、トットナム(ともにイングランド)のマウリシオ・ポッチェティーノ監督(47)にも興味を示しているという。

 さらにスペイン紙「アス」は、ACミラン(イタリア)指揮官時代に元日本代表MF本田圭佑を指導した現カメルーン代表のクラレンス・セードルフ監督(42)もリストアップしたと報道。10番を背負ったクラブOBで、選手時代にアヤックス(オランダ)、Rマドリード、ACミランと異なる3つのクラブで欧州CLを制覇した実績がある。

 Rマドリードの新監督候補は、いずれも世界的な名将ばかり。チームの再建に取り組む指揮官は誰になるのか。